ネタバレなしで語る『テトリス』の感想。実話をもとにポップで軽快な映像の裏に、冷戦下の緊張感と、国境や思想を越えて突き動かされる人間の情熱が詰まっていた。共産主義と資本主義が交錯する時代背景の中で、「ゲームを世界に届けたい」という想いが思わぬ熱を生む。難しい題材を分かりやすく、エンタメとして成立させた脚色も見事。
2025年2月に鑑賞した映画をまとめたログです。各作品に短い一言メモを添え、特に印象に残った作品には🟣マークを付けています。個人的な鑑賞記録ですが、映画選びの参考になれば幸いです。
2025年1月に鑑賞した映画をまとめたログです。各作品に短い一言メモを添え、特に印象に残った作品には🟣マークを付けています。個人的な鑑賞記録ですが、映画選びの参考になれば幸いです。
ネタバレなしで語る『F1®︎/エフワン』の感想。F1をほとんど知らない視点から観ても、最後まで飽きずに楽しめる一本。ブラッド・ピット演じる型破りなベテランドライバーと、若手レーサー、そしてチーム全体が少しずつ変わっていく姿を描く。スピードと迫力だけでなく、「勝つとは何か」「チームで戦うとはどういうことか」を問いかける王道エンタメ作品。
ネタバレなしで語る『アイ・アム・マザー』の感想。人類滅亡後の未来。高性能なロボット〈マザー〉に育てられた少女が、外の世界の真実に触れていくSFスリラー。完璧すぎる“母”、疑念を抱く“娘”、そして外から現れる“謎の女”。閉ざされた世界で繰り広げられる三者の心理戦は、静かなのに息を呑むほど緊張感がある。勧善懲悪ではなく、どの立場にも正義と理由がある──。「母とは何か?」をAIと人間の関係を通して問う、知的で美しいディストピア作品です。
ネタバレなしで語る『私がやりました』の感想。1930年代のパリを舞台に、新人女優と駆け出し弁護士の友情と奮闘を描いたフランソワ・オゾン監督作。ユーモアや法廷劇の緊張感、シンデレラストーリー的な要素まで盛り込みながらも、軽やかで観やすい仕上がりが魅力です。レトロな映像美とフランス語の響きが作品の雰囲気をいっそう際立たせ、単なるコメディにとどまらない深みを与えています。
ネタバレなしで語る『28日後…』の感想。ロンドンの街が突如として無人となり、わずかな生存者が感染者の脅威にさらされる──『28日後…』は、ダニー・ボイル監督が描く衝撃のパンデミック・スリラー。ゆっくり迫るゾンビ像を覆し、凄まじいスピードで襲いかかる感染者の存在はホラー表現を一新しました。キリアン・マーフィの映画初主演作としても知られ、後の『28週後…』や『28年後…』へと繋がる記念碑的作品です。都市の静寂と人間の極限状況を鮮烈に描いた本作は、公開から20年以上経った今でもなお新鮮な恐怖と切実な問いを投げかけてきます。
ネタバレなしで語る『最後まで行く』の感想。刑事が引き起こしたある事故。そこから始まる予測不能な追走劇。善悪の境界線が揺らぐ中、徐々に明かされていく真相と、迫りくる”何者か”の影──。藤井道人監督が描くスリリングな4日間。
ネタバレなしで語る『アウトサイダー』の感想。終戦直後の日本を舞台に、異国の男が“義理”を貫こうとするNetflix制作のヤクザ映画。主演はジャレッド・レト。全編日本ロケによるリアルな描写が光る一方で、ストーリー展開には賛否も。日本人から見ると違和感のある部分もありつつ、海外から見た“日本”の表現として興味深い側面もある作品。
ネタバレなしで語る『ザ・キラー』の感想。デヴィッド・フィンチャー監督が描くのは、感情を排し任務を遂行する暗殺者が、思わぬ誤算により冷静さを失い、内なる狂気と対峙していく姿。セリフを最小限に抑え、構図や音響、音楽で心情を表現する本作は、まさに“静かなるスリラー”。